電流をコントロール、電子工作や電気の実験であると便利な「安定化電源」の工作キット
小学4年生の息子が通っている理数工教室で、先生が大型の安定化電源を使っているらしいのですが、それが息子にはとてもカッコよく見えるようで、Amazonで似ているものを検索しては「これが欲しい!」と主張してきます。
見てみると「研究用」とか「産業用」と書かれていますし、高圧電流が流れるって考えると、子供に与えちゃダメなものですよねぇ...?
バックトゥザフューチャーの冒頭でマーティがドクの部屋にあるスピーカーの出力を全部MAXにした後、ギターを弾くシーンがあります。
音が出た瞬間にスピーカーが爆発して吹っ飛ぶんですけど、電流をコントロールできるっていうのが何となくこのシーンを思い浮かべます。
電子工作に興味を持ってくれるのはうれしいんだけど、危ないことはさせたくないし...
そこで、電子工作用の「安定化電源ユニット」というキットを秋葉原の千石電商で購入してきました!
自分で組み立てが必要にはなりますが、仕組みを知ったうえで使うことは重要なことですし、私も息子も電子工作の勉強になると思ったので思い切って購入。
毎日少しづつ、息子のやる気スイッチと格闘しながら一緒に組み立てをしました。
電圧は、1.25V~最大23Vまでコントロールできるそうです。
説明書を見ながら組み立てを開始!
まずは、3本足のICチップを取り付けます。
これは、はんだ付けはせずにネジとナットで取り付けができました。
次に本体の基板にパーツを取り付けます。
これが、安定化電源のベース部分になる基板です。
こっちは裏側。
基板に印刷されている「C1]「J4」といった番号を頼りに、説明書を見ながらパーツを差し込んでははんだ付け、の作業を繰り返します。
コンデンサ、LED、抵抗、ボリューム、などなど、パーツの取り付け。
大きさは、ダイソーで買ったスティックのりと比べるとこんな感じです。
手のひらに乗っちゃうサイズですね。
はんだ付けもなかなか上手!全部息子がやったのですが。
さて、ちゃんと動くかどうか、モーターを回転させて実験です!
つまみを左右に回すことで、モーターの回転速度が変えられることが確認できました!
ちゃんと電圧計と電流計もつけて、1.25V~3.5Vまで電圧をかえられることを確認。
モーターにかけられる最大電圧が3.5Vまでなので、確認できるのはそこまでですが、電子工作ではもう十分です。
さて、この安定化電源を制作したことで、電子工作時の実験の幅が本当に広がりました。電圧によって、部品の動き方がどうやって変化するのか。
実験をして記録を付けるのは研究者になったようで本当に楽しいしやりがいもあります。
なんだかすごいことをしている気分になっちゃいます。
安定化電源を使って、揚力を測る実験をした記事がこちらです。
「ドローン用モーターとプロペラで揚力を測る」
https://blog.hatena.ne.jp/mylittleengieer/myle.hatenablog.com/edit?entry=4207112889933357390
商品はこちらで購入が可能なようです。
本日の記事はここまでになります。
またドローン作りについても書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
coporii 丸山